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鞠さんのチラシの裏


『店内が少し埃っぽい寂れた食堂みたいなブログ』を目指します
by sano_izumi
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はじめまして
当ブログはSSを書くよりもエッセイや似非論文を書くほうが好きなへたれSS書き『鞠』がお送りするちょっと過激な恋愛日記です(うわぁ、嘘ついたから鼻がのびる)。好きな順番は三番目、好きなナレーターは木村匡也、好きなお笑い芸人は池乃めだかとゼンジー北京、そして好きな声優は滝口順平と関根正明と田村ゆかりと水樹奈々と平野綾(いずれも敬称略)です。ちなみに私は紛れも無い♂ですのでくれぐれもお間違えになりませんよう。

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プロパガンダを吹聴するのはやめてくれ

ひめゆりの証言「退屈」 青山学院の入試英語問題(産経)
まぁ、受験という場でそういう問題を出したのは相当な『冒険』だったと思います。
正直、こういう問題を出すというのはどうなのかなと思いますけれども。

しかし、この証言に対する感想そのものについては分かる気がします。
私も数ヶ月前の沖縄修学旅行でひめゆり学徒の体験談を聞きました。確かに、実体験を元に話している部分では大変だったのだな、と痛烈に思いました。しかし、プロパガンダを含んだ話(早い話が、『憲法9条改正派は悪の権化』みたいな感じの話です)が始まった時点で一気に萎えてしまいました。「ヲイヲイ、俺らは演説を聴きにきたわけぢゃねーぞ。事実だけ話してくれればいいのに」という感じで。そして確かに、話し慣れてるな、とも思いましたし。はっきり言って、この感想そのものには私は同意できます。

はっきり言って、私は体験談だけを聞きたかった。
元学徒の方には、是非プロパガンダ的なものを差っぴいてお話ししてもらいたいものです。



 青山学院高等部(東京)が2月に実施した一般入試の英語の長文問題として、太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された元ひめゆり学徒による戦争体験の証言が「退屈で飽きてしまった」とする文章を出題していたことが9日、分かった。

 同高等部は「元ひめゆり学徒の方々に配慮に欠けた表現をし、深く反省している」と話している。近く元ひめゆり学徒の団体などに謝罪するとともに、生徒、保護者にも経緯を説明する方針。

 同高等部によると、この問題は高等部の男性英語教師が自身の体験に基づいて作成した。

 修学旅行で沖縄に来た生徒が、戦時そのままの防空壕(ごう)で強烈な印象を受けた後、元ひめゆり学徒の体験談を聞くという設定。生徒は、元学徒の証言が退屈だったとし「彼女はその話を何度もしていて、とても話し上手になっていた」という印象を記述している。

 「なぜその話が好きでなかったか」との設問もあり、4つの選択肢のうち「彼女の話し方が好きでなかった」が正解。「話を聞いた後、何を感じたと思うか」との問いには「言葉が必要でないこともある」を正解とした。

 大村修文(おおむら・ただふみ)・高等部部長は「戦後60年を迎え、戦争の体験者が次第に減る中、体験談がなくても、かつての戦場を訪れて雰囲気を体感するだけでも戦争体験を引き継いでいけるのではないかと訴えたかった」と説明している。一般入試は1057人が受験した。(共同)


by sano_izumi | 2005-06-10 21:36 | 時事ネタ
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